居ぬき物件での注意点

もともと飲食店を営んでいた店舗を探しているオーナー様も多いように感じます。
トイレやシンク、排水溝などの水まわりに加えて、換気扇なども設置済みの場合もあり、工事費が抑えられるためオススメです。
ですが、ぜひ次のような点に注意してください。

①本当に設備が入っているか

不動産屋に「居ぬき物件」と言われて他を探していなかったのに、いざ内覧してみるとシンクや換気扇などが前オーナーによって撤去されている可能性があります。
残っていても、本当に機能するのかどうか、キチンと確認するようにしましょう。

②深夜営業をする予定なら

バーやスナックなどが入っている雑居ビルで、深夜営業をする予定の場合も注意が必要です。
「前のオーナーさんもスナックを営業していました」などという不動産屋の言葉を鵜呑みにしてはいけません。前オーナーの時は深夜営業ができた地域でも、条例の改正によって現在は禁止区域になっている場合があります。今現在、深夜営業をしている店に「出ていけ」というのは警察もできませんが、新規の出店は許可していない状態なのです。
店舗を契約してから発覚すると大変なことになりますので、契約前にキッチリ調査しておかなければなりません。

店舗の地域を管轄する警察署、または当事務所にお問合せ下さい。